リスナーとしての幅を広げる

高校生の頃、70年代のロックギタリストが大好きでした。彼らのほとんどは黒人のブルースギタリストから影響を受けており、彼らに近づきたいがために僕自身もブルースを聴いてみることにしました。それ以降好きなミュージシャンのCDを全て買って聴き終わると、その人が聴いて育った音楽、つまり好きなミュージシャンのルーツを聴くようになりました。

それは結果として僕自身のリスナーとして幅を広げることになり、音楽を聴く楽しみがさらに大きなものになりました。僕が知ってる限りのミュージシャンのルーツを思い出しながら書いてみたいと思います。

Billy Gibbons
ZZ Top
ギターマガジンのインタビューで「好きなブルースマンは?」と聞かれたビリーは「う〜ん3日ぐらいあれば全部教えてあげられるんだけどな〜手短に言うと、B.B. KingHowlin' WolfJimmy Reedだな。」と答えていました。

Brian Wilson
Beach Boys
カー・ラジオから何気なく流れてきたフォー・フレッシュメンの“デイ・バイ・デイ”。その曲がすごく気に入ったブライアン は フォー・フレッシュメン&ファイヴ・トロンボーンズ を買い、その音楽からたいへんな影響を受けました。ビーチボーイズの傑作「Don’t Worry Baby」はPhil Spectorが手掛けたRonettesの「ビー・マイ・ベイビー」にインスパイアされて作られました。

Eddie Van Halen
( Van Halen)
Eric Claptonが大好きなエディーは少年時代Creamの「クロスロード」をテープスピードを落として完コピしていたそうです。他には、かなりのZZTOPフリークだとか。

Eric Clapton
Yardbirds
Cream
Blind Faith
Derek & The Dominos
クラプトンがブルースに影響を受けていることは有名ですよね。主なアーティストとしては、B.B. KingAlbert KingFreddie King等の3大キングとMuddy WatersRobert Johnson などなど多数です。

Jeff Beck
Yardbirds
Beck Bogert & Appice
Gene Vincent&ザ・ブルー・キャップスの初代ギタリスト、クリフ・ギャラップに 強く影響を受けていることはカバーアルバム「Crazy Legs」でもわかりますが、ペイジ同様に50年代のロックンロールギタリスト全てから影響を受けている思っていいでしょう。
黒人音楽も大好きなジェフはSly & the Family StoneStevie Wonderなどのソウルからの影響も強いです。ギター雑誌の使用ギター紹介ページではTina Turnerのサイン入りギターを嬉しそうに見せていました。

Jimmy Page
Yardbirds
(Led Zeppelin)
Firm
Coverdale Page
ヤングギターのインタビューで影響を受けたギタリストは?と聞かれたペイジは「50年代のロックンロールは全部聴いていたから、それら全てから影響を受けていたと思う。でも誰か一人を挙げろと言われたらJames Burtonだろうね。」と答えていました。
バートンの名演として有名なのはRicky Nelsonの「ハローメリールー」とエルヴィス・オン・ステージの「ミステリートレイン」

Mark Knopfler
Dire Straits
インタビューでJim Messinaからの影響について質問されたマークが「ジム・メッシーナ?知らないなぁ 僕のギターヒーローはJ.J. Caleだもの。」

Paul Kossoff
(Free)
フリーのコンサートを観たEric Claptonが、あまりの素晴らしさに楽屋に行って、コソフに「君のプレーは素晴らしい!どうしたらあんなビブラートができるんだい?」と尋ねた。するとコソフは「僕はただ、貴方のプレーをコピーしただけです!」と一言言ったそうです。カッコ良すぎません?

Prince プリンスはゴッドファーザー・オブ・ソウルことJames Brownやロックとファンクを融合させたSly & the Family Stone、そしてParliamentFunkadelicを束ねるPファンクの総帥George Clintonに影響を受けているのはもちろんですが、彼のギターを聴けばJimi HendrixSantanaなどのロック勢の影響も大きいことがわかります。そしてプリンスのファルセットボイスからはSmokey RobinsonCurtis Mayfieldの影響を感じるという文章をCDのライナーや雑誌などで読みました。

また新たに発見したり、思い出したりしたらどんどん追加していきます。


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